腸内フローラの改善でダイエット!乳酸菌のEPSが肥満を予防?

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医薬品メーカーの日東薬品工業と東京農工大学の共同研究により、乳酸菌が作り出すEPS(菌体外多糖)肥満を予防・抑制する効果、更には腸内フローラを改善する効果があることが発表されました。今回は最近何かと注目を集める乳酸菌と腸内フローラへの影響等について詳しく見ていきたいと思います。

 

乳酸菌が作り出すEPSに脂肪を抑制する効果があることが発表されました!!

 

すばらしい!

 

確かに素晴らしい事なのだと思いますが、如何せんこの手の記事は専門用語が飛び交い内容を理解することがなかなか難しいですよね。

今回はこの素晴らしい発表内容についてできるだけ分かりやすく紐解いてみたいと思います。

 

まずはEPSについて。日本語では菌体外多糖と表記するようですが、一体どのような意味なのか?詳しく見てみましょう。

EPS(菌体外多糖)とは

EPSとはExopolysaccharide(エキソポリサッカライド)の略で、日本語では菌体外多糖もしくは細胞外多糖と言われます。

このEPS(菌体外多糖)は微生物が産生する多糖体の総称です。多糖体というのはその名の通り複数(主に10個以上)の糖が結合してできる物質です。

多糖体はゲル状で粘質性があり、体内において細胞形成の重要な要素であったり体組織の成分となったりと人間だけでなく生物に欠かせない成分です。また、その性質から食品や薬品などの添加物(安定剤)や接着剤などにも利用されます。

多糖体は多くの植物にも含まれていますが、以前からキノコ類や海藻類に含まれる多糖には免疫力を高めたり癌(がん)を予防する効能があると言われてきました。

同じようにヨーグルトにも免疫力を高める効果があることが確認され、その仕組みを探る過程でキノコ類の多糖の例もあり、このEPS(菌体外多糖)が注目されたというわけです。

引用:http://yogurt.jazzshopping.com/words/eps/

極々簡単に考えるならば、EPSとはヨーグルトなどの乳酸菌食品のあのネバネバ!と考えればおおよそ間違いでは無さそうですね。

では続いてネバネバが肥満を予防し腸内フローラを改善する仕組みについて考察してみましょう。

 

EPSが肥満を予防、腸内フローラを改善する仕組み

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日東薬品と東京農工大の研究内容はマウスを使った実験でした。いよいよ実験内容について踏み込んでいくわけですが、

 

今さら聞けないんだけど、そもそも腸内フローラって何のことなの?

 

という疑問にまずはお答えしたいと思います。

腸内フローラとは

腸内フローラ

ヒトの腸管内では多種・多様な細菌が絶えず増殖を続けています。これらは腸内細菌と呼ばれ、個々の菌が集まって複雑な微生物生態系を構築しています。この微生物群集を「腸内フローラ」または「腸内細菌叢」と呼んでいます。フローラ(Flora)は分類学の用語で植物群集を指しますが、かつては細菌が植物の中に分類されていたためです。また、ギリシア神話の花の女神をも意味しています。腸内細菌の数はおよそ100兆個、その種類は一人あたり数百種にのぼり、その構成は食習慣や年齢などによって一人ひとり異なっています。

 この腸内フローラは、ヒトに対して様々な生理作用を有しています。有用な作用として、病原菌の定着阻害、免疫系の活性化、ビタミンの産生などが挙げられ、有害な作用として、腐敗産物や発がん物質の産生、各種腸疾患へ関与が挙げられます。

 このように、腸内フローラはヒトの健康と密接な関係があります。ヒトに有用な働きをする菌を優勢に、ヒトに有害な働きをする菌を劣勢に保つことが、私たちの健康管理の上で大切であると言えるでしょう。

引用:https://institute.yakult.co.jp/dictionary/word_5.php

腸内フローラについて簡単に要約すると、腸内細菌たちが生息する『植物園』のようなものでしょうか。

腸内細菌には大きく分けて善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類が存在し、いわゆる『腸内環境が悪い』状態というのは悪玉菌が優位の状態を指すようです。悪玉菌が優位の状態というのは偏った食事などの原因により、腸内細菌数自体が減少している時に起こりやすいとも言われているようですね。

 

実験の内容と結果

 では実験の内容について見ていきましょう。

  • ロイコ菌という乳酸菌が作り出すEPS(菌体外多糖)を使用
  • ロイコ菌EPSと食物繊維(セルロース)をそれぞれ摂取させたマウスの腸内フローラを観察
  • 結果、ロイコ菌EPSを摂取させたマウスに腸内細菌の増加が見られた
  • 更に腸内フローラの構成を見てみると、痩せ型の人に見られる細菌が増加し、肥満型の人に見られる細菌が減少していることがわかった

 

先ほども述べた通り、腸内細菌の増加は腸内フローラを改善の状況に持っていく傾向にあるようです。

また、痩せ型の人に多く見られる細菌の中でも、肥満の抑制やダイエットに効果のある『短鎖脂肪酸』を作る細菌が特に多く増加したとのことで、生活習慣病の予防に効果があるとの期待が高まっています。

 

まとめ

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乳酸菌が作るEPSの効果についてまとめます。

  • 医薬品メーカーの日東薬品工業と東京農工大学の共同研究により、乳酸菌が作り出すEPS(菌体外多糖)肥満を予防・抑制する効果、更には腸内フローラを改善する効果があることが発表された
  • EPSとはヨーグルトなどの乳酸菌食品のあのネバネバのこと!
  • 腸内フローラにとは、腸内細菌たちが生息する『植物園』のようなもの
  • 実験に使用されたのはロイコ菌という乳酸菌
  • ロイコ菌EPSを摂取したマウスに腸内フローラの改善、体重増加の抑制効果が見られた

いかがでしたでしょうか。

 

最近は菌活という言葉が大流行りしていることからも分かるように、腸内環境を健全に保つことの重要性が見直されつつありますね。

今回ご紹介したロイコ菌EPSについても、近い将来サプリやヨーグルトなどの形でスーパーやコンビニに並ぶ日が来るかもしれません。

 

今後の動向に注目です!

 

本日も日本全国のアラフォーメタボの皆様が、活力溢れる1日を過ごされることを願って。

 

ありがとうございました!

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ちゃー
ちゃーと申します。全盛期は126kgまで成長したスーパーメタボ人でしたが自力で30kgのダイエットに成功しました。同じようなお悩みを抱える皆様にメタボ目線で様々な情報をご提供していきます。

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