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3月28日、キリンビバレッジからライザップとのコラボ商品『ライザッププロテインボトル』が発売されます。ライザップといえば激しいトレーニングを取り入れたダイエット法が有名ですが、まさかの飲料業界進出ということで話題を呼んでいます。正しい飲み方とは?筋トレと併用することで通常のプロテインと同様の効果はあるのか?詳しく見ていきたいと思います。
目次
ライザッププロテインボトルとは?
出典:http://www.kirin.co.jp/company/news/2017/0314_01.html
関連記事:【2017年】ライザップに挑戦中の芸能人が続出?過去の経歴や現在の活動は?
開発背景
キリンビバレッジ株式会社はこれまでも脂肪の吸収を抑えるトクホ商品『メッツコーラ』や、糖の吸収を緩やかにするノンアルコールビール『パーフェクトフリー』など、健康を考慮した様々な商品を世に送り出してきました。
そんなキリンとライザップが今回のコラボに至った背景は、昨今の健康関連の社会問題に対する共通の危機感のようです。
ライザップといえば料金が高額ということもあり敷居が高いイメージがありましたが、今回のキリンとの提携によってライザップをより身近に感じることができるというメリットがあるのではないかと考えています。
とはいえ気になるのはその内容、ですね。
ライザッププロテインボトルの味や成分は?
それでは続いてライザッププロテインボトルの具体的な中身について見ていきたいと思います。
- 味:ピーチヨーグルトテイスト
- 糖質量:100mlあたり1.9g
- プロテイン含有量:5000mg
糖質量について
ライザップと聞いて真っ先にイメージするのは糖質制限というキーワードでしょう。
ライザッププロテインボトルも低糖質が謳われていますが、100mlあたりの糖質量は1.9gとのこと。
果たしてこの量が少ないか多いのか?あまり見当がつきませんので一般的な飲み物との糖質量を比較してみたいと思います。
【一般的な飲み物の100mlあたりの糖質量一覧】
品名 | 糖質量 |
コーラ | 11.4g |
りんごジュース(30%果汁) | 11.4g |
調整豆乳 | 4.5g |
野菜ジュース | 3.6g |
ビール | 3.1g |
赤ワイン | 1.5g |
コーラや果実系ジュースよりも糖質量が低いことは想像がつきましたが、豆乳や野菜ジュースよりも低糖質という点は驚きですね!
正にライザップクオリティと言ったところでしょうか。
プロテイン含有量について
続いてプロテイン(タンパク質)含有量についてですが、ライザッププロテインボトルは5000mg、すなわち1本で5gのプロテインが含まれています。
一般的なプロテイン(粉末状のものを水や牛乳に溶かして飲むタイプ)は1食分のタンパク質含有量は15~20g程度ありますので、少し拍子抜けの感がありますね。
そんなに少ないならあまり意味が無いのでは・・・?
単純なプロテイン含有量だけを見ると正におっしゃる通りですが、僕個人の意見を述べさせていただくならば、おそらくこの商品には単純なプロテイン補給以外の別の意図があるように思います。
おすすめの飲み方は?
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いきなりの全否定になりますが、ライザッププロテインボトルに特におすすめの飲み方というのは存在しないように思います。
通常のプロテインは1日の摂取量に制限を設けている場合もありますが、5000mg程度であればそれほど摂取量を気にする程の量ではないからです。
この商品には「毎日の生活の傍らにいつでもプロテインがある」、それぐらいプロテインを飲むということが当たり前のことと感じてほしいという開発サイドの思いが込められているのではないかと想像します。
僕がこのような意図を想像した背景には、以下のような現代人の深刻なタンパク質不足の問題があります。
現代人はタンパク質不足?
現代人の食事は過度のダイエットや偏食の影響によりタンパク質の摂取量が減少していると言われています。以下の画像をご覧いただくとその推移が一目瞭然です。
出典:https://www.meiji.co.jp/milk-protein/healthy-life/article-1.html
冒頭で述べた通りライザッププロテインボトルの開発者であるキリンビバレッジとライザップは、共通の認識として昨今の健康関連の社会問題に対する危機感を抱いています。
タンパク質の摂取不足は基礎代謝の低下を招き肥満の原因ともなると言われており、現代人にとってタンパク質の摂取を「習慣化」することは今後の課題となると言えるでしょう。
そういった意味では、少量であるとはいえ日常的にお手軽にプロテインを摂取することができる飲料の登場は、現代人の健康に対する意識改革のきっかけとなる出来事であると言っても過言ではないでしょう。
筋力増強のための飲み物としては不向き?
これまで述べてきた通り、ライザッププロテインボトルに含まれるプロテイン含有量は通常のプロテイン商品と比較すると微々たるものです。
主な摂取の目的は日々の健康的な生活の維持にあり、激しい筋トレの前後などに摂取し筋力増強の手助けをする用途には不向きであると思います。
まとめ
出典:http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170314/Itmedia_business_20170314101.html
関連記事:【2017年】ライザップに挑戦中の芸能人が続出?過去の経歴や現在の活動は?
キリン『ライザッププロテインボトル』についてまとめます。
- 3月28日、キリンビバレッジからライザップとのコラボ商品『ライザッププロテインボトル』が発売
- ライザッププロテインボトルの味はピーチヨーグルトテイスト。糖質量は100mlあたり1.9g。プロテイン含有量は5000mg
- プロテイン含有量は通常の粉末タイプのプロテインと比較するとかなり少なめ
- 現代人は過度のダイエットや偏食によりタンパク質の摂取量が減少傾向にある
- 主な摂取目的は筋力増強やダイエットではなく、不足しがちなタンパク質の補給を習慣化させること
いかがでしたでしょうか。
キリンがあのライザップとコラボ!!
と聞くとさぞ筋肉モリモリになる商品が発売されるのかなと期待された方も多いかと思いますが、今回の商品は健康志向真っ向勝負でした。
今年は食品・飲料業界において斬新な健康関連商品が続々と登場しています。
今後の新たな展開が楽しみですね。
本日も日本全国のアラフォーメタボの皆様が、活力溢れる1日を過ごされることを願って。
ありがとうございました!
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ちゃーと申します。全盛期は126kgまで成長したスーパーメタボ人でしたが自力で30kgのダイエットに成功しました。同じようなお悩みを抱える皆様にメタボ目線で様々な情報をご提供していきます。