模擬断食のメタボ改善効果とは?8時間ダイエット、半日断食との違いは?


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    最近、期間限定の断食(ファスティング)が密かなブームを呼んでいますが、南カリフォルニア大学の研究チームにより模擬断食ダイエットという新たな断食方法が報告されています。今回は模擬断食ダイエットのメタボ改善効果と、8時間ダイエット半日断食など、その他の断食法との違いについて探ります。

    模擬断食ダイエットとは

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    模擬断食ダイエットとは南カリフォルニア大学の研究チームが発表した新たな断食法です。

    最大のポイントは食べることをやめないということ。

     

    断食なのに、食べるの?

     

    どういうことなのか、具体的に見ていきたいと思います。

     

    具体的な方法

    いきなり中学校の国語のテストのような話になりますが、『模擬』とは『本物に似せて行うこと』を意味します。

    すなわち模擬断食とは、断食に似せたダイエットということになります。

     

    つまり、食べるのです。

     

    ・・・だいぶ回りくどい話になってしまいましたが、模擬断食の具体的な方法は以下の通り。

     

    • 1ヵ月に5日間だけ摂取カロリーを大幅に落とす期間を設ける

       

    • 1日目を1100kcalに落とし、以後4日間は750kcalまで制限

    • 5日間が終了したら通常の食事量に戻す。

     

    たったこれだけです。とても簡単ですね!

     

    模擬断食中におすすめの食事内容

    続いて模擬断食中におすすめの食事内容について。

    模擬断食の研究中に主に摂取されていた食事内容は不飽和脂肪酸を含む食品のようです。

    詳しい説明については割愛しますが、不飽和脂肪酸は大きく分けて多価不飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸の2種類に分類されます。

    それぞれの効能と代表的な食品についてご紹介いたします。

    一価不飽和脂肪酸を含む食品一覧

    一価不飽和脂肪酸は主に血液中の悪玉コレステロールを減少させる働きを持つと言われています。代表的な食品は以下の通りです。

     

    • ひまわり油

       

    • オリーブオイル

       

    • マカダミアナッツ

       

    • ヘーゼルナッツ

     

    多価不飽和脂肪酸を含む食品一覧

    多価不飽和脂肪酸はn-3系不飽和脂肪酸とn-6系不飽和脂肪酸の総称です。

    非常に種類が多いので今回はむn-3系不飽和脂肪酸、その中でも最近話題のDHA・EPAに限定してご紹介します。

    DHAやEPAは高脂血症・高血圧の予防・血液中の中性脂肪の低下、悪玉コレステロールの減少に効果があると言われています。代表的な食品は、

     

    • あんこうのきも

       

    • うなぎ 
    • さば

       

    • くじら

     

    など、主に魚類です。

     

    期待されるメタボ改善効果

    続いて模擬断食の具体的な効果について。研究によると模擬断食ダイエットを3か月間継続したグループには以下のようなメタボ改善効果が現れたようです。

     

    • 空腹時血糖の減少

    • コレステロール値の低下

    • 血圧の低下

    • がんと関連があるとされるインスリン様成長因子1(IGF-1)の低下

     

    少し余談になりますが、ここでメタボリックシンドロームの定義について確認しておきたいと思います。

    メタボリックシンドロームの診断基準 日本では、ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm女性90cmを超え、高血圧・高血糖・脂質代謝異常の3つのうち2つに当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。

    引用:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/(e-ヘルスネットより)

     すなわち、模擬断食ダイエットはメタボリックシンドロームの診断基準の2項目(高血圧・高血糖)に対して効果があるということになります!現在メタボと診断されている方にとっては非常に嬉しいニュースではないかと思います(正確にはコレステロール値と脂質代謝異常にも関連性はあるのですがここでは割愛します。

     

    8時間ダイエット・半日断食とは?

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    続いて最近の『プチ』断食方法の主流とも言うべき8時間ダイエット・半日ダイエットについて見ていきたいと思います。

     

    8時間ダイエット・半日断食の方法と効能

    8時間ダイエット・半日断食は厳密に言えば若干異なるダイエット法ではありますが、今回は模擬断食との比較のためにひとまとめにしてご説明いたします。

    8時間ダイエット(半日断食)とはその名の通り1日を通して食事を摂っていい時間を8時間(6時間)に限定し、残りの16時間(18時間)は水分以外を摂らないというダイエット法です。

    具体的な効能としては食事の摂取量を減らすことによる減量効果はもちろんですが、以下のようなカラダのリセットを主な目的とします。

     

    • 内臓機能の回復

       

    • 効率的な消化・吸収・排泄

     

    実は16時間(18時間)という時間は『人間が食べ物を消化・吸収してから排泄の準備が整うまでにかかる時間』を意味します。

    3食しっかり食べてしまうと上記の作業中にまた新たに『消化・吸収』にも力を配分しなければならなくなるので、内臓は常に活動しっぱなし状態になってしまいます。

    つまり8時間ダイエット・半日断食の方法とは一旦内臓を休める時間を作ることで、内臓の消化・吸収・排泄能力を強化し太りにくい体を作るダイエット法ということになります。

     

    模擬断食ダイエットと8時間ダイエット・半日断食の違い

    それでは最後に模擬断食ダイエットと8時間ダイエット・半日断食の違いについて比較してみたいと思います。

    これまで述べてきた通り、両者の最も大きな違いは以下の点でしょう。

     

    • 模擬断食→食べる

       

    • 8時間ダイエット・半日断食→食べない

     

    模擬断食の研究を受けてメイヨー・クリニック加齢センター(ミネソタ州)のジェームズ・カークランド所長は以下のように述べています。

    生活様式の変更を伴う方法に患者を適応させるのは常に難しいと指摘。模擬断食法については、「この方法の利点は、人々が満腹感を得られることだ。このため、断続的な断食とは同じでない」

    引用:http://jp.wsj.com/articles/(ウォールストリートジャーナル日本版より)

     つまり、時間制限はあっても実際に食べない時間を設ける8時間ダイエットや半日ダイエットの方法は難しいため、食べることをやめる必要のない模擬断食で満腹感を得ながら行うダイエットの方が実践しやすいということですね。

    どちらが正しいというわけではありません。

    今回の内容をご覧になって皆様がどちらの断食方法を選択するかは自由ですし、両者ともに確実に効果を期待できるダイエット法であることは間違いないでしょう。

     

    まとめ

    ダイエットまとめ

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    模擬断食の方法・効能と8時間ダイエット・半日断食との違いについてまとめます。

     

    • 模擬断食とは実際には『食べることを断つ』わけではなく、1ヵ月の間に5日間だけ食事量を大幅に減らすダイエット法
    • 初日に1100kcal、以後4日間は750kcalまで摂取カロリーを制限し、その後通常の食事量に戻す
    • 模擬断食はメタボリックシンドロームの診断基準である『高血圧・高血糖』に対して効果がある
    • 8時間ダイエット・半日断食は1日のうち8時間(6時間)のみを食事に充て、残りの時間は水分のみを摂取するというダイエット法
    • 8時間ダイエット・半日断食は内臓機能を回復し、食事の消化・吸収・排泄を効率化し太りにくい体を作るダイエット法
    • 模擬断食と8時間ダイエット・半日断食の最も大きな違いは『食べる』か『食べないか』の違い
    • どちらのダイエット法を取り入れてもダイエット効果は期待できる。継続しやすいのは満腹感を得られる模擬断食?

     

    『断食』という言葉の重みなのか、なかなか手を出しづらいイメージがありますが、今回ご紹介した模擬断食は実際には食べることを辞めないダイエット法です。

    これまで8時間ダイエットや半日断食がなかなか実践できないという方は一度試してみる価値があるかもしれません。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

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    ちゃー
    ちゃーと申します。全盛期は126kgまで成長したスーパーメタボ人でしたが自力で30kgのダイエットに成功しました。同じようなお悩みを抱える皆様にメタボ目線で様々な情報をご提供していきます。

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