肥満と寝不足の関係と影響は?痩せホルモン減少は本当に存在するの?

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忙しいサラリーマンの皆様にとって1日3、4時間の残業は当たり前の時代となっていますが、長時間の残業は肥満やメタボのリスクを高めるということが明らかになってきています。今回は残業が肥満やメタボを引き起こす原因について様々な面から考察していきたいと思います。

残業とメタボの関係性

会社員による口コミ情報サイト『VORKERS』によると日本人の月間の平均残業時間は47時間程度とされています。1日と年間の平均残業時間に当てはめてみましょう。

  • 1日平均:2.35時間(月20日勤務の場合)
  • 年間平均:564時間

参考:約6万8,000件の社員口コミから分析した残業時間に関するレポート(VORKERS)

上記の時間を長いと見るか短いとみるかは人それぞれかと思いますが、『独立行政法人労働者健康福祉機構勤労者脳・心臓疾患研究センター』の調査では以下の内容が指摘されています。

  • 年間の残業時間が500時間を超えてくるとメタボリックシンドロームのリスクが増加する
  • この傾向は45歳未満の若年層に特に多い

参考:勤労者の残業時間とメタボリック シンドローム保有状況の 関係についての調査研究(独立行政法人 労働者健康福祉機構 勤労者 脳・心臓疾患研究センター)

つまり、働き盛りのアラフォーサラリーマンのほぼ全てが非常に高いメタボリックシンドロームのリスクを抱えているということになります。

何故このような状況になってしまっているのか、メタボリックシンドロームの原因について考察してみたいと思います。

メタボの原因①『寝不足』

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残業時間が長いと必然的に睡眠時間も減少します。十分な睡眠を摂れず慢性的な寝不足状態にあるサラリーマンは非常に多いでしょう。

睡眠時間と肥満の関係

アメリカ・コロンビア大学の研究チームが寝不足と肥満の関係性について非常に興味深い研究結果を発表しています。なんと睡眠時間が慢性的に短い人はしっかりと睡眠時間を確保できている方に比べて肥満になる確率が高いと言うのです。

以下の内容は睡眠時間を7時間以上確保できている人を基準に、睡眠時間が短くなるにつれて肥満になるリスクがどれだけ増加するのかを数値化したものです。

  • 睡眠時間 6時間 →23%
  • 睡眠時間 5時間 →50%
  • 睡眠時間 4時間 →73%

参考:http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20130826/160404/?P=2(日経ウーマンオンライン)

睡眠時間が1時間減るごとにほぼ倍々で肥満リスクが高まっていくのがわかりますね。

寝不足は痩せホルモン『レプチン』の分泌量を低下させる

睡眠時間が短くなると痩せホルモンと呼ばれる物質レプチンの分泌量が減少することにより、肥満リスクが高まると言われています。

レプチンとは

脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカイン (生理活性物質) の 1 つで、食欲を抑制し、エネルギー消費を増加させます。また、体内脂肪を調整する作用もあります。肥満時には、作用が低下します。

引用:コトバンク

つまりレプチンの分泌量が低下すると食欲の抑制がうまくいかなくなり、ついつい食べ過ぎてしまうということになるのです。

適度な睡眠と咀嚼がレプチンの分泌を促す

食欲の抑制のためには適度な睡眠が必要であるということはご理解いただけたと思います。

更に日々の食生活で少し意識していただくだけでレプチンの分泌を促してくれる方法が存在します。

それは、咀嚼。

つまり、よく噛んで食べるということです。

レプチンは食べてすぐではなく、食後20〜30分後に分泌されると言われており、早食べの方は脳から『もう食べなくていいよ!満腹だよ!』という指令を受け取る前に食べ過ぎてしまいます。

つまり、ゆっくりと咀嚼することによってドカ食いを防止することができるのです。

関連:肥満の原因は寝不足による『痩せホルモン』の減少にあった!?

メタボの原因②『ストレス』

長時間の残業により慢性的にストレスが溜まる状況が続くこともまたメタボのリスクを高めると言われています。

人はストレスを感じる環境に身を置いた時、コルチゾールというホルモンを分泌します。

コルチゾールとは

コルチゾール

副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンの一つ。糖質コルチコイド主成分であり、脂質たんぱく質の代謝や血圧の調節に関与する。ストレスを受けると分泌量が増え、心拍数の増加や体温・血圧・血糖値の上昇を促し、生体防御機構を活性化させる。ヒドロコルチゾン

引用:コトバンク

人がストレスを感じるのは生きるための本能であると言われています。つまりコルチゾールとは身の危険(強いストレス)が迫ったときに一時的に身体機能を高め、すぐに回避行動を取るためのブースターのような役割を持っているということです。

コルチゾールの過剰な分泌は逆効果

そんなストレス(生命の危機)から身を守ってくれる『正義の味方』コルチゾールですが、長時間の残業など慢性的にストレスを感じる状況下では以下のような悪い影響をもたらすようです。

  • 食欲の抑制機能を持つセロトニンの働きを低下させる
  • インスリンの過剰な分泌を招き、脂肪が蓄積されやすくなる

ストレス解消のために暴飲暴食!なんて良く聞く話ですが、もしかしたらそんな時の僕たちの体内ではコルチゾールが悪さをしているのかもしれませんね。

メタボの原因③『間食』

残業がメタボを引き起こす原因その3は間食です。

もちろん帰宅して遅い時間に夕食を食べることもメタボの原因となりますが、皆様はもしかしたら誤った間食により帰宅後の夕食の『ドカ食い』を招いてしまっているかもしれません。

誤った間食法『糖質たっぷりのお菓子』

間食の定番と言えば以下のような食品が挙げられるでしょうか。

  • クッキー
  • ポテチ
  • おせんべい
  • お団子    など

一つ一つのカロリー自体はそれほど高くないのでついついひと口、、、

といきがちですが、上記のような『糖質たっぷりのお菓子』を間食として食べるのは要注意です。空腹時に糖質を摂取すると血糖値の上昇・下降が急スピードで起こり『ひと口』では終わらなくなります。

結果、帰宅してから再び大量の糖質(ご飯や麺)を食べてしまうことになるのです。

間食と糖質のコントロールについてご興味のある方はこちらもどうぞ↓

関連:ダイエット中の間食が痩せる理由は?オススメは卵とナッツ?

関連:間食のおすすめはおにぎり!?太らない食品の選び方とは?

まとめ

残業と肥満・メタボの関係性についてまとめます。

  • 日本のサラリーマンのほぼ全てがメタボリックシンドロームの高いリスクを抱えている
  • 長時間の残業により慢性的な寝不足になると痩せホルモン『レプチン』の分泌量が減少し肥満リスクが高まる
  • 長時間ストレスを抱えた状況にいるとストレスホルモン・コルチゾールが過剰に分泌され脂肪を溜め込みやすい体になる
  • 間食に糖質たっぷりのお菓子を食べてしまうと血糖値の乱高下が起こり、余計空腹感が強まる。結果帰宅してからの暴飲・暴食に繋がる

日本のサラリーマンの皆様にとって定時に帰るということはいまだに『悪』とされることが多いですよね。残業ゼロが当たり前になる時代はまだまだもう少し先の話でしょう。

そうであるならば、僕たちは残業とうまく付き合わなければいけません。

今回ご紹介した内容が皆様の毎日の生活に一つでも当てはまるのであれば、メタボのリスクが非常に高いということです。

この機会に毎日の生活習慣をほんの少しでも見直してみることをおすすめいたします。

本日も日本全国のアラフォーメタボの皆様が、活力あふれる1日を過ごされることを願って。

ありがとうございました!

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ちゃー
ちゃーと申します。全盛期は126kgまで成長したスーパーメタボ人でしたが自力で30kgのダイエットに成功しました。同じようなお悩みを抱える皆様にメタボ目線で様々な情報をご提供していきます。

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